中国、巨額投資でアフリカを黙らせる?―米メディア

中国、巨額投資でアフリカを黙らせる?―米メディア

2018年2月8日、ボイス・オブ・アメリカ(VOA)は、「中国が巨額投資でアフリカを黙らせている?」と題する記事を掲載した。

記事によると、このほど中国外交部(省)ウェブサイトに林松添(リン・ソンティエン)在南アフリカ中国大使の署名記事が掲載された。「中国とアフリカの協力関係を破壊する“わな”にかからないように」とアフリカに向けて警告するものだ。

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 仏ル・モンド紙は1月、「中国がアフリカ連合(AU)に対してスパイ活動を行っている」と報じ、「中国はアフリカへの巨額投資や援助から政治的な見返りを得ている」と指摘。この問題に対してアフリカ連合が沈黙していることで、中国が多大な政治的影響力を持っていることが明確になった、と分析している。

林大使はル・モンドの報じた内容について、「中国とアフリカを分断させようとする意図がある。ル・モンドをはじめとする欧米のメディアが根拠もなく中国をおとしめようとしている」として強い遺憾の意を示した。

しかし記事は、「中国はアフリカにとって最大の貿易相手国であり、投資国でもある」とし、「中国政府による公式の統計では、対アフリカ投資・融資残高は1000億ドル(約10兆8800億円)を超え、インフラ整備や工業化、農業分野などへの多額の支援プロジェクトも多数進んでいる」と指摘。

また、「エチオピアの首都・アディスアベバにあるアフリカ連合本部は19階建ての立派な建物だが、その建設費の2億ドル(約217億円)はほぼ全額を中国が負担しており、中国の国営企業が工事も担当している」と、中国とアフリカの関係性について伝えている。(翻訳・編集/岡田)

https://news.nifty.com/article/world/rcdc/12181-568482/